今回は、男性の妊活事情に関する医学的データについて、少しお話しさせていただきたいと思います。
順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授の辻村晃先生は、「日本Men’s Health医学会」ホームページのコラム内で、男性の不妊について解説されています。
2016年に公表された厚生労働省による全国調査の結果は、男性不妊症のうち①造精機能障害によるケースが82.4%、②精路通過障害よるケースは3.9%、③性機能障害は13.5%であり、これ以前の調査と比較して性機能障害の割合が増加していると指摘。
そのうえで「日本の婚姻カップルの45%はセックスレスという報告もあり、今後、性機能障害に対する治療は男性不妊症に関しても極めて重要になるでしょう」とおっしゃっています。
男性不妊症の原因ですが、①造精機能障害(精子形成障害)は「精子がたくさん作れない」ことであり、②精路通過障害は「精子が通れない、出てこない」こと、そして③性機能障害は、「性行為ができない」ことだそうです。
さらに「男性不妊症の予防法」として以下の内容を紹介しています。
〇ウォーキングなどの軽めの運動(メタボ対策)
〇1日3食、バランスのとれた食事(亜鉛が含まれる牡蠣やピーナッツ、ビタミンC、ビタミンEなど抗酸化物質)
〇1日7時間程度の長さで、決まった時間に就寝、起床する睡眠
〇長風呂をせず、長時間のサウナも避ける
〇自転車、バイクに長時間乗らない
〇深酒しない
〇禁煙
「生活習慣病があると精巣の働きが悪くなります。ホルモン環境を整えるのには、きちんとした栄養分と十分な睡眠が必要です。精巣は温めると精子を作る力が落ちます。飲酒、喫煙は精子を作る力を落とすと報告されています」と辻村先生は説明されています。
つまり、自己管理の大切さを説かれていらっしゃるのですが、生活習慣の改善は頭でわかっていてもなかなか体が言うことをきいてくれないという現実があります。
私たちワットリカバリーが提供している3キー妊活ヒプノ®を確立したリンジ・イーストバーンは、これまでたくさんの男性の妊活をサポートし成功へと導きました。
それは、ヒプノセラピーは喫煙や飲酒への依存の解消や睡眠の質を高めるお手伝いを得意としています。
さらに、性行為への心理的障害、またストレスによる精子への悪影響を取り除くことにも役立ちます。
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著者:タイタノ中村若葉
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