妊活ヒプノ®セラピーは文字通り妊娠することを助けるヒプノセラピーです。米国コロラド州デンバーで活動するリンジ・イーストバーンにより、長年の臨床をへて開発されました。多くの不妊の悩みは、身体に本来備わっている能力が何らかの影響でその能力を発揮できずにいるため起こっています。影響はさまざまですが、ここではヒプノセラピストにできる側面を説明したいと思います。
酸化ストレスが卵子と精子そして受精卵に悪い影響を与えるといわれています。その原因もさまざまだといわれていますが、ヒプノセラピストに対応できるものに、ストレスと肥満や喫煙などへの対処があります。それら順調な妊娠に悪影響を与える要因については妊活ヒプノセラピーの補完セラピーとして必要な方にオンラインワークショップを提供します。ヒプノセラピーがストレスに効果があることは、すでに多くの研究で証明されています。
外部そして自身による偏見と期待は心を傷つけ、ストレス(酸化ストレス)となって身体に悪影響を与え、その結果、思うような治療結果が出ず、そして治療の過程で心にも身体にも大きな負荷がかかり、疲れは蓄積され、そしてまた偏見と期待から心は傷つけられ……と、時間が経てばたつほどダメージは蓄積されマイナス効果が増す傾向にあります。どこかでリセットする必要があります。
ヒプノセラピーは「noninvasive therapy」侵害しないセラピーと呼ばれている、副作用のない、身体にも心にも安全なセラピーです。ヒプノセラピーを受けると、次のように変化します。
心が元気になる。
↓
身体が本来の能力を取り戻す(エンパワーメント)
↓
治療が楽になる。
↓
成功確率が高まる。
妊活ヒプノセラピーはその軌道修正のための補完療法です。
オンラインのグループワークショップであったとしても、受講者が最大限の恩恵を得られるよう内容とタイミングを熟考し、不妊治療中の女性、不妊治療中の男性、妊活を始めたばかりの女性、不妊治療に関わる生殖医療従事者の方などを対象としたコースを用意しました。
11月に米国と同時スタートする新たな妊活ヒプノ®プログラムは三段階プログラムとなっています。第一段階は9週間のオンラインでのグループワークショップで暗示とイメージを使ったヒプノセラピーが中心になります。有効性はそのままに出来るだけ参加者の経済的負担が少なく大勢の方が利用できるよう構築されています。第二段階はリトリートでのグループセラピーです。前段階で思う結果が出せなかった方達のみを対象に、固有の課題に対応できる対話型セラピーをグループで行います。そして第三段階はリトリートでの1対1の個人セッションです。参加者のなかでもかなり深い対話型セラピーを必要とする人たちが対象です。そしてリトリートではスピリチュアルな側面での体験も考えています。なぜなら妊活ヒプノ®を通じこの世界へやってくる赤ちゃん達は、リンジのいうピンクライトベイビーで、彼らはスピリチュアルな存在だからです。
〔第1週~第4週〕は最も重要な第一段階です。ヒプノセラピーは心と魂と肉体すべての健康を取り戻すための総合的ツールです。ですから単に受胎を叶えるだけでなく、その後の安定した妊娠期間、スムーズな出産、母親(父親)となる精神的準備、そして人生の肯定感を高める助けもしてくれます。よって第2段階以降のより具体的なセラピーによる効果を最大限に活かしきるために、ちょうど家の基礎のように、非常に重要な基盤づくりとなる段階です。より強固でかつ柔軟な基礎構築のため4種類のヒプノセラピーを体験し、同時に自己催眠技術を習得します。この段階で早々に妊娠される方もおられますが、先の説明での総合的健全性のため残りの週も継続されることを強く推奨しています。
〔第5週〕から第2段階に入ります。ここまでに構築した十分に安定した意識に対し、特にIVFを意識した、妊孕性を高めるヒプノセラピー、健全な肉体に欠かせない睡眠の質を高めるものや、心身のバランスを整えるもの、特定の不安や課題を解除するもの、肉体の若返りを助けるもの、胚移植と着床を助けるもの、卵子の質を高める効果のあるもの、本来備わっている妊孕性(にんようせい)を呼び覚ますものなど、第9週目までに10種類のヒプノセラピーを体験します。ヒプノセラピーでは繰り返しの相乗効果により、その効能がさらに深く強力に働くので、前述した総合的効能が現れてくるわけです。
〔リトリート〕は第3段階と捉えています。9週間のオンラインワークショップで妊娠されなかった方のみが対象です。オンラインだけでは解決が困難な特定の不安や課題の解決に焦点をおき、数種類の分析型ヒプノセラピーをグループで体験します。オンラインでもさまざまなスピリチュアルな体験をしますが、リトリートでは実際にさらにスピリチュアルな側面を重要視します。特別な瞑想や祈りの機会、エネルギーワークを行います。
〔個人セッション〕は第4段階と捉えています。このリトリートでの様子を見せていただいた結果、個別セッションが必要と判断される方については、個人セッションの予約を受け付けさせていただきます。
妊活ヒプノセラピーには、タイプ別に4つのプログラムがあります。
プログラム タイプ①
不妊治療中の女性:医師が妊娠可能と診断する方すべてが対象です。諸条件はありません。
ステップ1-オンライングループワークショップ9週間。平日コースと週末コースがあります。
ステップ2-対象者のみに2泊3日のリトリート(4月・10月)を開催します。対象者とは、ステップ1で妊娠の兆候が見られなかった方です。
ステップ3-対象者のみに個人セッションを実施します。対象者とは、ステップ2で個別対応を必要と判断された、特定トラウマがあると考えられる方です。
プログラム タイプ②
不妊治療中の男性:医師が生殖可能と診断する方すべてが対象です。諸条件はありません。
ステップ1-オンライングループワークショップ6週間。平日コースと週末コースがあります。
現状ステップ1のみですが、状況判断により、必要な場合にはステップ2、3を実施します。
プログラム タイプ③
不妊治療に従事されている医療関係者およびサポートスタッフの方:クリニック単位でお申し込みいただきます。諸条件はありません。オンライングループワークショップ9週間。土曜日コースのみです。
プログラム タイプ④
自然妊娠を試みている女性:諸条件はありません。オンライングルーワークショップ6週間。平日コースと週末コースがあります。
*サポートプログラム
妊活ヒプノセラピーを補完するためのヒプノセラピーです。内容は、禁煙、禁酒、禁カフェイン、禁糖質、ダイエット、適度な運動、血圧・アレルギー・痛みの緩和、先端恐怖症、白衣恐怖症など。
対象者は、プログラムタイプ①、タイプ②、タイプ④を受けた方のなかで、必要とする人です。それぞれのプログラムを4週目まで完了された方のみ、お申し込みいただけます。
オンラインによるグループワークショップです。期間と料金はテーマにより異なります。
オンラインワークショップで各プログラムに参加できます。開催日程を複数用意しています。
リンジイーストバーンの妊活ヒプノを受けて、女の子を授かった女性の動画をご覧ください。