受講生からの感想を許可をいただいてここにご紹介します。
母に対する恨みや嫌悪感、期待に添える娘になれなかったという後悔、切なくなるほど母を乞う気持ちがウソのように消え、良い思い出に変わっていました
私の人生にとって、良きも悪しきも多大な影響を与えてきた実母。
母は例えて言うなら、私の心の庭にそびえ立っている大きな木でした。
大きな木の木陰でひ弱に育った私。強すぎる夏の日照りに苦しまなかったけれど、ジメジメとした地面で鬱々と生きてきました。自分が何者なのかもわかりませんでした。
太陽に向かって自分思うままに枝葉を伸ばすことも知らず、訳のわからない憤りや無力感の中で生きてきた。それが当たり前になっていました。
そんな中で、グリーフリカバリーに出会い受講しました。
作業自体は難しくはないのですが、グリーフを書き出す作業はなぜか心理的に強い抵抗があり、苦しさや疲れを感じました。いい加減な形で終わらせてしまおうかと思うこともありましたが、皆さんの手厚いフォローのおかげでなんとか完走できました。
パートナーのみなさんの存在が何よりの励みだったことは言うまでもありません。
今の私の心境を庭に例えて表現するなら、庭からはみ出るほど根を張っていた母という名の大木が、ごっそりぬかれたような感じです。これまで私が体験したグリーフのほとんどが母にまつわるものだったり、母からの影響だったこともわかりました。
母に対する恨みのような思いや嫌悪感、母の期待に添える娘になれなかったという後悔、また切なくなるほど母を乞う気持ちなど複雑に絡み合っていた感情が、今、嘘のように消えていることが不思議でなりません。苦しい感情にまみれた胸に詰まるような思い出が、懐かしい思い出に変わったのです。今は、「お母さん、ありがとう」と心から言えます。
罪悪感を感じてきた買い物も、人間関係にも変化が。人からどう見られているかを気にせず、他人の心の中を読むことがなくなりました
思い込みや習慣についても、変化がありました。
これまでの私は、洋服やアクセサリー化粧品など身を飾るものを購入すると何故か罪悪感に苛まれていました。自分のお金で買っているのにもかかわらず気持ちが滅入るのです。まだ若かった私がお洒落にお金を使うと、母が厳しく咎めていたからだと思います。
ところが一昨日、洋服を買った時、罪悪感はなくウキウキとした喜びが込み上げてきました。これが健康な感情なのだと気が付き嬉しくなりました。
また人間関係にも変化がありました。
今までの私は、自分より他人が優先。特に新しい人間関係の中だと、自分が人からどう見られているかがとても気になっていました。
他人の心の中を自分よがりに想像し、自分の思考や行動基準にしていました。今は人の心の中を読むことなく、業務に必要なことを自分軸で考え行動していることに気が付きました。
自分を尊重し大切にできるようになり自分軸で生きる心地良さを初めて味わってている。自分らしい花を咲かせていきたい
おかげで11月に転職した新しい職場でも、気後れや気疲れせず過ごせているし、不思議なことに周囲の人との交流もスムーズです。自分軸で生きる心地良さを初めて味わっています。自分を尊重し大切にできるようになったということでしょうか。
今から私の庭にふさわしい様々な植物が芽吹くことが楽しみです。私自身も自分らしい花を咲かせたいと思います。
現在は総合ヒプノで自分に感謝し心身を労っています。母という大木が抜けてぽっかり空いた心の穴を感謝で埋めたいと思います。
また機会を見てグリーフリカバリーを受講し姑や夫、二人の子どもたちにグリーフレターを書くつもりです。
まりっぺ 60代 九州(熊本)
