宇宙の真理と生き方の知恵とは
私たちWHATリカバリーがロゴで使っている十字に四角が重なったシンボルは、ケチュア語で「チャカナ」と呼ばれる南十字星を象った形で、ペルーやボリビアの遺跡でよく見られます。
チャカナには宇宙の真理と生き方の術が知恵として埋め込まれていて、その知恵の起源はインカ時代に遡ります。
今も続くインカシャーマンの系統を守るシャーマンたちは、このチャカナの知恵によって、宇宙や母なる地球、刻々と変化し続ける現実世界とも調和し、平和な生き方を実践しています。
螺旋を描くように進む学び
チャカナの教えは東西南北の方角に配されたアーキタイプ（象徴となる聖獣）から学んでいきますが、南の蛇サチャママの教えからスタートします。
南の次は西、その次は北、東、中央という順番なのですが、この１周目がレベル１で、レベル１での学びとその実践を踏まえて、また南からスタートするレベル２へと進みます。
このように螺旋を描くように学びを深め、高めて自分の血や肉にしていくのが４Cチャカナの叡智®ワークショップの特徴です。
初めてチャカナに出会うみなさんは、レベル１A（Aは南と西、Bは北、東、中央の学び）からスタートしていただくわけですが、レベル１Aでの学びの目標は以下の通りです。
「癒しの道の歩みかたを学ぶ
あるがままの自分を回復する
反応からの対応─衝動的な反応から卒業する」
そしてこのレベル１Aの第１回目「西の学び」のカリキュラムはこの６テーマとなっています。
【第１回目のカリキュラム】
1. 自分の中の無意識に働きかける「解凍の呼吸」を身につけ、健全なる五感を取り戻し学びをスタートさせる。
2. かわすだけで魂が活性化する「インカ・シャーマンの挨拶」とその意味とは。
3. インカ・シャーマンの心「アユニ──聖なる互恵」について。
4. 現代に引き継がれているインカ・シャーマンの姿──究極の自由と愛に生きる人たち。
5. チャカナとは何か？
6. チャカナの叡智が与えてくれる「あなたがあなたらしく、あなたの人生を生きるということ」。
魂を喜ばせる意図した選択
この第１回目の中に特に大切にしていることは、参加者のみなさんの「 選択と覚悟──意図すること」の確認です。
⽣きることは選択の連続で、「選択をしない」ということも一つの選択なのです。
だとしたら、人生は自分できちんと意図した選択で満たすことで、自分が魂から喜びを感じる人生になると思いませんか？
意図して選択する時、そこには「覚悟」が生まれ、覚悟は道を開きます。
みなさんは毎日の中でどれくらい意図をしているでしょうか。
人間関係でいえば、意図は対応としてあらわれ、衝動は単なる反応にしかすぎません。
単なる反応の繰り返しで、人生を終わってしまってもいいのでしょうか。
ここで覚悟を決めてほしいのです。
今回の書き手：チンアナゴ
チンアナゴの自己紹介＊珊瑚礁の砂底に生息しているので、海水の流れにゆらゆら揺れています。チャカナの叡智を学んで、自分軸をしっかりと作り、海（世の中）が荒れても動じないようになりたい！ それが目標です。
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