COD

共依存症

共依存症、英語でCodependency 略してCODと呼ばれる精神状態は、1980年代、特に米国で大きな関心を集め、多くの論議を呼びましたが、正式に精神疾患として認定されることはありませんでした。近年ではカウンセラーの間でも話題にすら上がらないことが多いようです。なぜでしょうか。それは共依存症が完治を対象とする状態ではなく、現れる症状改善のほうに専門家の目が向いたことが要因と思われます。そのために誤って理解されていることが多いのも特徴です。わかりやすい症状の例は、アルコールや恋愛、ギャンブルや買い物などの依存症です。これらの根っこにあるのは多かれ少なかれ共依存症です。

そもそもなぜ多くの論議を呼んだのか。それは第一に、共依存症に当てはまる人たちがあまりに多く、そして一般的な視点から見る限り、普通に生活できている人たちだったからです。問題となる依存症状が現れたら、それを対処すれば済むのではないか、という結論になり原因である共依存症そのものは取り残されたのです。

共依存症は恐ろしい病です。軽度から重度まで、差はありますが、多くの大切なものをその人から奪います。自尊心、自己アイデンティティ、希望、家族、安定、信頼。そして純粋な愛や幸せや安心を感じることなく、長い人生を孤独感と共に生きていくことになります。

共依存症の人が生きる世界は、他者が作り上げたものです。本人のアイデンティティすらです。幸せというものすらです。彼らに「あなたは幸せですか」と問うと大概こんな答えが戻ってきます。「今のところ仕事もあるし、住むところもあるから、幸せだと思います」と。「では仕事が無くて住むところがなければあなたは不幸ですか?」と問うと、彼らは答えに詰まります。アイデンティティで言えば、本人そのものではなく仕事や役割が取って代わっています。そして外側で起こる様々な事象に常に振り回され苦しみます。

共依存症からのリカバリーとは、あるがままのあなたをあなた自身が取り戻すことです。

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