1. HOME
  2. ブログ
  3. 共依存になったら、精神科を受診すべきでしょうか

共依存になったら、精神科を受診すべきでしょうか

こんにちは認定ヒプノセラピストの吉岡文です。
共依存を病院で、その中でも精神科で治療できないかと考える人もいらっしゃると思います。残念ですが、うつ病などのように具体的な治療法が確立されてはいないのです。

これはアメリカのお話しですが、共依存の米国精神医学会では定義と実証的研究に関しては、医師たちの間でもまだまだ共通の知識と認識が不足しているため、障害(精神や身体の機能が撹乱された正常ではない状態)とは見なされません。つまり、病気として診断されないのが現状です。

けれども一方で、精神障害の診断を行うための統計マニュアルには、「ほとんどの共依存者よりも、言動が受け身的で、人に服従する傾向が強い依存的な人」として❝依存性人格障害❞という疾患名が記載されています。
また、1989年にはアメリカ全国会議の専門家は「安心感、自尊心、アイデンティティを得るために、強迫的な行動をしたり他人からの承認を求めずにはいられないに対する痛みを伴う苦しい依存のパターン」という定義づけもされています。
それにもかかわらず、共依存は精神科の病気とは診断されないのです。

この分野の専門家、アメリカが中心になりますが、彼らによるその他の定義もご紹介しましょう。
もしかしたら、自分は共依存ではと迷っている人にとってのヒントになるかもしれないので。

●他人の行動に大きく影響され、その人の行動をコントロールすることに執着してしまう。
●愛情のある関係を始めたりそういう関係に参加する能力が低い。
●抑圧的なルールに長期的にさらされた結果の状況。
●放棄の症状──内面の現実の損失と外面の現実への中毒。
●仕事、物質、ギャンブル、食べ物、セックス、人間関係への中毒を含む強迫的行動を通じて放出される脳内化学物質による開放感を求める脳障害。
●自我を失う病気。
●自分の生来の自己から機能することができず、物質、プロセス、または他人に自分の思考と行動を合わせる人。

また、弁護士であり共依存の情報を数多く発信しているダーリン・ランサーは、このようにも付け加えています。
「私は共依存は複数の世代間で身に着けた習性だと信じています。
また、文化的、宗教的偏見も強く影響していることを感じます。
ある研究では、10代の少年少女が薬物中毒になる前、すでに脳に異常が見られたる一方で、脳の構造が似ているはずの彼らの双子の兄弟姉妹が中毒になっているかというと、そうではないのです。
つまり、遺伝的および身体的な原因が完全に影響するかという問題は、青年期の脳がとても柔軟であるということもあって、まだ明らかにされていません」。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事

Blog

今あなたは抱えきれないほどの苦しみの中にいますか? 自分を傷つけたり自殺を考えたりしていますか?
ためらわずに警察官(110番)や救急車(119番)へ電話するか、最寄りの救急病院に今すぐ行ってください。
《その他の助けも利用可能です》
いのちの電話 0570-783-556
チャイルドライン(18歳迄)0120-99-7777
ミークス
★こころのほっとチャット LINE / Twitter / Facebook @kokorohotchat
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。