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母との関係性に隠れていたグリーフ

グリーフ など感じていないと思っていた関係性のなかに、
じつは隠れた喪失感をもっていたというのは目からうろこの体験でした。

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こんにちは。事務局のTAです。

今回は、私がグリーフリカバリーワークショップに参加した体験についてご紹介したいと思います。

グリーフリカバリーでは、まず自分のこれまでのグリーフを年表に書き出し、
その中から最も自分を苦しめているグリーフを選びます。

そして、そのグリーフを生み出している源、たとえば特定の人との関係など、
その関係の中で起こった出来事やその時に感じた感情などを見ていくというワークをします。

どのグリーフをテーマにするか、どの関係に取り組むか、というのは、その人それぞれに違います。

私の場合は、これまで特に大きな死別や離別体験もなく、
引越し(グリーフを引き起こす喪失の一例とされている)などの経験もありませんでした。

そこで、私の人生に最も大きな影響を与えた、まだ生きている母との関係性に取り組むことにしました。

最初にお伝えしておくと、母と私の関係は決して悪くありません。
むしろ、仲が良いほうかもしれません。

母は社交的で賢い人で、私にとってずっと自慢の母でした。
ところが、実際に母との関係性についてワークを進めるうちに、じつは私には喪失感があることに気が付きました。

小さい頃は、母に好かれること、認められることが私の目標でした。
私と母は性格も好みも全然ちがいますが、私は母のような人にならなければいけないとずっと思い込んでいました。

進路の選択の時も、母ならどうするか? という基準を常に意識するようになっていました。

おそらく私は「自分らしさ」を失っていたのです。
そしてそれは、大人になってからの他の人との関係で、

「自分を抑えて、我慢すればいい」という
不健康な考え方をすることにつながっていることに気づきました。

グリーフを感じていないと思っていた関係性のなかに、
じつは隠れた喪失感をもっていたというのは目からうろこでした。

グリーフリカバリーのワークを終えて、私は母への接し方を変え、
わがままや自分が感じていることを以前より正直に言うようにしました。

前ほど母に気を遣わなくなりましたし、他の人とのつきあいでも、前より「自分らしく」居られるようになりました。
ですから、グリーフリカバリーのワークショップ に参加して、本当によかったな、人生がいい方向に向きそうだなと思っています。

生きていれば、誰でも大なり小なり喪失体験をもつものです。
大切なのは、喪失体験をした時や感情的な痛みを感じた時に、早く気が付くこと。

そして、そのために必要な手当てをしてあげること。

それがグリーフに対して私たちができる唯一の方法なんだと思います。

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